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  書名:沖縄スパイ

 
書名(K)
副書名
叢書名 叢書番号
巻書名
原書名
著者等 キムスム
出版者 インパクト出版会
出版地 東京 出版年 2025.3
資料種別 文学 > 中国文学 > 東洋文学
形能 349p ; 19cm 孫知延 日本語訳
ISBN/ISSN 978-4-7554-0355-2
図書分類 929.13
注記 キム・スム (김숨)KIM Soom 1997年「大田日報」新春文芸に当選、98年文学トンネ新人賞を受賞し文壇デビュー。現代文学賞、大山文学賞、李箱文学賞などを受賞。日本語訳作品に『ひとり』(岡裕美訳、三一書房、2018年)、『さすらう地』(岡裕美訳、新泉社、2022年)、『Lの運動靴』(中野宣子訳、アストラハウス、2022)がある。 孫知延 慶熙大学日本語学科教授。慶熙大学グローバル琉球・沖縄研究所長。名古屋大学で日本近現代文学を専攻し、博士号取得。単著に、『戦後沖縄文学の読まれ方ージェンダー、エスニック、そしてナショナル・アイデンティティ』、共著に、『冷戦アジアと沖縄という問い』、『戦後沖縄文学と東アジア』、『沖縄を求めて 沖縄を生きるー大城立裕追悼論集』、『Women in Asia under the Japanese Empire』などがある。『眼の奥の森』、『大城立裕文学選集』、『うんじゅが、ナサキ』、「ヌジファ」、「六月二十三日 アイエナー沖縄」、『首里の馬』などの小説を翻訳した。
内容 沖縄戦争の久米島は、日本軍の狂気じみた「スパイ」視による暴力の現場となった。20人の住民がスパイ容疑で虐殺され、敗戦後の8月20日には父親が朝鮮人の家族7人が虐殺された。作家キム・スムは、この歴史の真相に飛び込み、軍国主義の狂気に向き合って、消えゆく人々の悲劇を赤裸々に描き出した。
所蔵情報
 貸出可能 :1

 
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