home > 詳細情報


  書名:帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト : 独立運動を描きなおす

 
書名(K) 세상을 뒤흔든 여성독립운동가14인의 초상
副書名
叢書名 叢書番号
巻書名
原書名
著者等 金伊京
出版者 花束書房
出版地 東京 出版年 2024.8
資料種別 歴史 > 伝記 > アジア
形能 265 p ; 21 cm
ISBN/ISSN 978-4-9912489-2-4
図書分類 282.1
注記 尹錫男 1939年、満洲で生まれ1944年に帰国した。主婦として生活していたが40歳のときに自 身の母親を描いて画家となった。その後、40年あまりは温かく強靭な母性と女性の力を探求する作品活動を続けてきた。インスタレーションと彫刻、絵画を行き来しながら国内外で多数の個展、グループ展示に参加。英国のテート・ギャラリーをはじめとした世界各国の著名美術館に作品が所蔵されている。数年前からは韓国画を基盤とする肖像画作業に邁進しており、この本はその結実の一つである。『多情で、多情な、タジョンさん』『キム・スンヒとユン・ソンナムの女性の話』(いずれも未邦訳)など多数の著作がある。 金伊京 大学と大学院で歴史学を専攻し、「植民地時代の民族統一戦線運動」で学位論文を執筆。文学が好きで放送大学に編入し英文学を勉強した。時間・死・本(知識)など人生が投げかける問いをテーマとして勉強し文章を書いてきた。最近ではフェミニズムと韓国現代史の人物に関心があり勉強を続けている。小説作品集『生きている図書館』をはじめ、エッセイ『哀悼の文章たち』『詩を詠む方法』『本を食べる方法』『詩の文章たち』、書評集『魔女の読書処方』、絵本『仁寺洞にいく道』(いずれも未邦訳)など多数の著作がある。 宋連玉 帝国の言説に消された朝鮮女性の姿を蘇生させたい思いで研究活動をしてきました。その結果、朝鮮の家父長制が植民地主義と深く関わっているという結論に達しました。いまもなお自身に深く内面化している植民地主義的規範と闘っています。青山学院大学名誉教授、文化センター・アリラン館長。主著『脱帝国のフェミニズムを求めて』(有志舎、2009年)、『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる』(有志舎、2023年)。 金美恵 大学で哲学、大学院で国際関係学、朝鮮現代史を学びつつ、朝鮮半島の分断と統一に関心を持ち、おもに解放後の統一戦線について学んだ。朝鮮戦争時に捕虜となった女性パルチザンについて研究をしたかったが、紆余曲折を経て現在は、沖縄に生きた朝鮮人の歴史について調査研究している。共訳書に『現代朝鮮の悲劇の政治指導者たち』(徐仲錫著、明石書店、2007年)、『朝鮮戦争の社会史:避難・占領・虐殺』(金東椿著、平凡社、2008年)、『記憶で書き直す歴史「慰安婦」』(韓国挺身隊問題対策協議会・二〇〇〇年女性国際戦犯法廷証言チーム著、岩波書店、2020年)などがある。
内容 尹錫男 絵 宋連玉, 金美恵 訳 独立運動を闘った多彩な朝鮮女性を、韓国フェミニズムアートの第一人者・尹錫男と作家・金伊京が、フェミニズムの視点で描きなおす歴史ノンフィクション。韓国フェミニズムのルーツがここに。
所蔵情報
 貸出可能 :1

 
  在日韓人歴史資料館図書資料室、2004 All rights Reserved