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書名:徐京植 回想と対話 |
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書名(K) |
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副書名 |
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叢書名 |
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叢書番号 |
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巻書名 |
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原書名 |
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著者等 |
早尾貴紀,李杏理,戸邉秀明 |
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出版者 |
高文研 |
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出版地 |
東京 |
出版年 |
2022.3 |
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資料種別 |
社会科学 > 政治 > 国家と個人・宗教・民族 |
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形能 |
416p ; 195mm |
頁 |
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ISBN/ISSN |
9784874987896 |
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図書分類 |
316.81 |
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注記 |
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内容 |
「徐京植」を読むとはどういう意味を持つのか。朝鮮戦争勃発(1950年。53年休戦協定調印)の翌年に、在日朝鮮人三世として京 都に生まれた作家・徐京植による回想はそのまま戦後の東アジアの歴史(特に朝 鮮半島と日本の関係史)に直結する。徐が大学生の時に、兄二人がスパイ容疑をかけられて韓国軍事政権によって逮捕 され苛烈な拷問を受けたにもかかわらず転向せず、刑務所に長期収監された。徐 の20〜30代の大半は兄たちの救援活動に占められた。冷戦終結と並行して韓国の民主化が進み、兄たちが釈放された。韓国と同様に民主化が進んだ近隣諸国からは戦争被害者たちの加害者(日本)に 対する責任追及・賠償要求の声があがった。責任を問われた日本では歴史修正主義が台頭し、侵略戦争と植民地支配の責任を 否認する歴史認識が日本社会に浸透していった。その中で兄たちの救援活動から 大学教育へと「現場」を移した徐京植は、歴史認識論争を中心とした言論活動を 展開していった。2000年に東京経済大学の専任教員として就職して以降、教育者として「人権」 「差別」「戦争」「マイノリティ」をテーマに教養教育を担当、また『季刊前 夜』を立ち上げるなど言論・文化の発信者として活動してきた。本書がトレースする作家・徐京植の言論・文化・教育活動は、文学・芸術・音 楽・歴史・思想・哲学を横断するもので、読者は稀有な「人文主義者」の足跡を たどりながら、越境する知的興奮を味わえる1冊となっている。 |
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所蔵情報 |
貸出可能 :1 |
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